AteloGene®

操作方法



操 作


「AteloGene®」とsiRNAの混合液を調製する方法は、局所投与用、全身投与用共通です。
なお、以下に示す操作手順の詳細は付属の取扱説明書をご参照ください。

1)「AteloGene®」の準備

「AteloGene®」を充填済プレフィルドシリンジからマイクロチューブに全量を吐出し、氷冷する。

2) siRNA溶液

局所投与用で5-10μM、全身投与用で20-40μMのsiRNA溶液600μLを調製する。調製したsiRNA溶液は氷冷しておく。

3)「AteloGene®」+siRNA混合液の調製

氷冷しながら1.の「AteloGene®」に2)のsiRNA溶液を静かに重層し、転倒回転混和により、「AteloGene®」+siRNAの混合溶液を調製する。

4) 混合液の脱泡、投与準備

3)の「AteloGene®」+siRNA混合液を遠心脱泡する。ディスポーザブルシリンジに混合液を吸引する。混合液の脱泡、投与準備

「AteloGene®」によるsiRNA導入メカニズムはこちらへ。 メカニズム



局所投与方法


対象部位全体を「AteloGene®」+siRNA混合液で包み込むように注入するのが効果的です。
マウス1回あたりの標準投与量は、「AteloGene®」siRNA混合液200μLです。



局所投与の一例


<皮下腫瘍への投与>

  1. 必要に応じて麻酔する。
  2. 腫瘍の約 5 mm手前から、針の切断面を上に向け注射針を挿入する。
  3. 皮膚と平行に針を寝かせ、腫瘍方向に2-3 mm挿入後、「AteloGene®」+siRNA混合液200μLを静かに注入する。




全身投与方法


マウス1回あたりの標準投与量は、「AteloGene®」+siRNA混合液200μLです。
1回の投与量は200μLを上限として、投与量を必ずお守りください。

  1. 必要に応じて麻酔する。
  2. マウスを固定する。
  3. マウスの尾をアルコール綿でふき消毒する。
  4. 十分に怒張させた尾端から1/4~1/3付近の静脈に針を挿入する。
  5. 注射針が血管内に入ったことを確認し、「AteloGene®」+siRNA混合液200μLをゆっくりと注入する。
  6. マウスの回復を確認する。



siRNA導入効果の確認


「AteloGene®」によるsiRNA導入効果は、siRNAの配列、標的遺伝子の発現量、対象組織の違い等により異なります。投与後から効果の確認に要する時間、解析方法についてはご検討ください。




操作上の注意

  1. 衛生的な環境で操作してください。
  2. iRNAのRNaseによる分解を避けるため、RNase除去の対策を講じてください。
  3. 10×siRNAバッファーは、保存中に結晶を生じることがあります。
    その場合は37℃程度に加温し、完全に溶解してから使用してください。
  4. 「AteloGene® 」内容物を吐出させる際、泡を巻き込まないように注意して下さい。